コロナも緩和されてきましたので、梅雨が明けたらドッグランを利用される方が増えるのではないでしょうか?愛犬が自由に走り回れるドッグランは運動不足を解消し、ストレスを発散させ他の犬や飼い主様との触れ合いを楽しむことができ、社会性を身に着けるよい機会となります。
~愛犬に合うドッグラン選びのポイント~
*自宅からの所要時間・・・子犬やシニア犬の場合、長時間の移動は負担になりますので30分以内の移動であれば無難です。
*床の素材 ・・・・地面が草地、人工芝、天然芝、ウッドチップ(木材を砕いた資材)クッションフロア(塩化ビニール素材のクッション性に優れた床材)など、施設によって異なります。柔らかい地面は足腰に負担が少ないのでお勧めです。天然素材は雨天や雨上がりに汚れてしまうことは想定しておきましょう。人工的な素材であれば天候に左右されにくいですが、夏場は暑くなりすぎるなどの懸念があります。
*混み具合 ・・・・初めていく場合は、先に他の犬がいない方がベター。営業時間が決まっている施設では開始直後に入場できるようにしておくといいでしょう。
~ドッグランへ行く前の準備~
*ワクチン接種を済ませておく・・入場に際し、ワクチン接種の証明書を求められることがあります。かかりつけの病院で必要なワクチンを受けてからドッグランを利用しましょう。フィラリアやダニ・ノミ予防も行っておくと安心ですね。
*基本的なしつけをしておく・・・「おすわり」「よし」「ダメ」といった基本的なことを理解させ、指示に従えるようにしておきましょう。愛犬を呼び戻す時も「待て」や「おいで」ができていれば犬同士のトラブル防止や安全確保につながりますので飼い主様も安心です。
*他人や他の犬に慣れさせておく・・いろいろな方や犬と顔を合わせる場ですので、慣れていないと興奮してしまいマナー違反をしてしまう場合があります。毎日の散歩などで他人や他の犬と触れ合う機会を作り、慣れてからドッグランを利用することをお勧めします。
~必要な持ち物~
*鑑札・ワクチン接種証明書・・・提示しないとりようできない施設もありますので忘れずに持参してください。
*短めのリード ・・・・・・ドッグランに入るまでや休憩時に愛犬をつなぐために必要になります。伸縮性や長いタイプは避け短めで慣れたリードを用意しましょう。
*ペットシート・ビニール袋・・・排尿や嘔吐した際、ペットシートに吸い込ませてビニール袋に入れ素早く処理できます。
*飲み水 ・・・・・・・・場所によっては飲み水がないところもありますので飲み水があれば安心です。ペットボトルに飲み口を付ける専用グッズもあります。
*マナーベルトやマナーパンツ・・去勢していない子やマーキング習慣のある子には使用すると安心です。
*暑さ対策グッズ ・・・・・・体温を素早く下げることのできるミストタイプの扇風機や保冷剤、クールバンダナを活用しましょう。
*大き目のタオル・足拭きタオル・ウェットティッシュは遊んだ後泥や草の実がついていることがありますので、落ち着いてから吹いてあげましょう。また、犬同士が険悪になった際に、大き目のタオルを犬同士の間に挟んで攻撃を遮ることにも使えます。
~マナーは大事!NG行動~
*排泄物を放置する
*いきなりノーリードにする
*愛犬から目を離す
*食べ物やおもちゃの持込み
*マウンティング行為など・・・・
是非、マナーを守って愛犬と共に楽しい時間をお過ごしくださいね。