先週の2月22日は猫の鳴き声「にゃん・にゃん・にゃん」の語呂合わせで定められた猫の日でしたね。猫の日にちなんで今回は、猫の可愛いしぐさ「ふみふみ」についてです。
猫を飼っていると、前足で足踏みするようなしぐさが見られることがあります。布団やクッション、ぬいぐるみのほか、飼い主の上で「ふみふみ」しているところを見たことがある方もいるでしょう。
猫の「ふみふみ」は、もともと子猫がおっぱいを飲む時に見せる行動です。手をグーやパーにして押すのも、母猫のおっぱいを刺激して母乳が出やすくするためにしていると言われています。また「甘えたい」などの愛情表現のひとつでもあるそうで、子猫に多いしぐさですが、成長しても「ふみふみ」する猫もいます。
大人の猫が「ふみふみ」する理由としては、子猫時代の名残のほかに、寝床を整えるための行動という説があるそうです。毛布の上を「ふみふみ」してそのまま横になったら、寝床を整えているのでしょう。また子猫時代に「おっぱいを飲んだら寝る」という習慣から寝る前のルーティンのなっていることもあるそうです。
「ふみふみ」は幸せな気持ちでリラックスしている証拠ですが、不安やストレスなどが原因で「ふみふみ」することもあるため、いつもと違うと感じたら猫の様子をよく観察し、何か原因がないか調べることも大切です。
