犬を多頭飼いする際、ケージはどうしてる?そもそも、犬の飼育にゲージは必要?

留守中の事故防止や、多頭飼育におけるケンカ防止など、時と場合によってゲージを使用することは有用です。
犬の飼育において、ケージで飼育したりケージに入れたりする必要があるのか疑問をもつ飼い主さんもいることでしょう。
しかし、「うちの子は絶対に誤飲や喧嘩はしない」と飼い主さんが考えていても、異物の誤飲やケンカで緊急手術を行う例は少なくありません。
家の中には犬にとって有毒なものが存在します。
これらをなめたり食べたりしてしまい、中毒を起こした症例も数多くあります。
また近年、災害時にペットを同伴できる避難所が増えてきました。犬と避難所を利用する際は、ケージで管理できることが前提となっていることもあります。
万が一の災害に備えて、犬をケージに慣れさせておくことに損はありません。

1頭につきケージ1つが理想
基本的には、1頭につきケージは1つが理想的です。難しい場合も、慣れていない犬同士を同じケージに入れないよう注意しましょう。
先住犬からすると、知らない犬がいきなり自分のテリトリーに入ってくるわけですから、攻撃してしまう可能性があります。犬同士のケンカは大ケガにつながることがあるため絶対に避けましょう。

多頭飼育の際には、可能な限り個別にケージを用意してあげましょう。ケージを選ぶ際は、中で寝返りや方向転換ができる程度の広さが必要です。
狭い環境では犬もストレスが溜まり、問題行動につながる可能性があります。
愛犬に留守番をさせる際は、誤飲などのリスクを回避するためにもケージ内で過ごさせてあげると安全です。

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