年始にペット飛行機同乗について、ネットがざわついていました。反対意見も多く、ペット好きとしては驚きましたが、動物アレルギーのある方にとっては確かに大変だと納得もしました。
そんなニュースを耳にして、ふと、ドイツの犬事情を思い出しましたので、紹介します。
ドイツは「ペット先進国」「ペットの楽園」などど呼ばれ、ペットに対する意識の高い国のひとつといわれています。ペットの楽園と呼ばれる大の理由は、「殺処分ゼロを実現している」ということ。
食品売り場以外は一緒に入れるデパートやスーパーなどの商業施設があり、バールや居酒屋なども一緒に入ることができ、バスや電車もキャリーなしで一緒に乗ることができるのです。日本では夢のような話ですね。
そんな風に共に過ごすことが日常なので、飼い主がしつけをしっかりすることが前提にあり、ドイツには至るところにしつけ教室があるそうです。
そして犬にも市民税が課税され、市民権を持って生活しているそうです。またブリーダーの飼育環境も犬のために快適であることを重要視し、ペットショップで陳列されての販売もないそうです。新しくワンちゃんを迎える際には、迎える側も飼い主として認められるまで厳しい審査があるそうです。
やはり自由に過ごすには、モラルやマナー、ルールが必要なのですね。